part5は苦手だと思う方もいらっしゃると思います。
私も凄く苦手でした。
TOEIC受験初期は、4,5割ぐらいの点数しか取れませんでした。
ですが、part5は重要な得点源です。
また、part5の正答率があがれば、
文法知識が深まっている証拠なので、
必然的にpart7の得点もあがります!
正しい勉強法を実践すれば
正答率は絶対にあがりますので、
あきらめずに頑張りましょう!
(※今回の記事では、『part5の対策=part6の対策になる』考え方から、part5の対策のみ紹介しています。)
もくじ
TOEIC part5攻略に向けて使用した参考書
part5に関しては
以下の教材を参考にしました。
リーディング
part5攻略テキスト
- 新TOEICテスト文法問題でる1000問
- 1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急
- 新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック
- TOEIC TEST単語特急 新形式対策
これらの本を使用して
4,5割の正答率➡7割の正答率
まで取れるようになりました。
私は元々リーディングが大の苦手だったので
得点があがるまでかなり時間が掛かりました。
それぞれのテキストに関する
- テキストの概要
- メリット
- デメリット
について説明します。
新TOEICテスト文法問題でる1000問
こちらの本はTOEICオタクとして有名な
tex加藤さんが著者のテキストです。
単語帳金のフレーズのみならず、
part5攻略に関するテキストも出されています。
単語同様、tex加藤さんの圧倒的受験回数から
厳選された問題ですので、試験本番で出題される可能性が高いです。
量が多く、全て解き終わるまで時間はかかりますが、1周問題を解くだけでも、part5の問題のパターンを掴み得点アップできると思います。
新TOEICテスト 文法問題でる1000問 『メリット』
この本に関するメリットを紹介します。
- part5の問題をタイプ別に学習できること
- 圧倒的な問題量
上記2つのメリットのおかげで、part5の得点アップに非常に効果的だと思いました。
part5の問題をタイプ別に学習できること
tex加藤さんがpart5の出題傾向について
以下のようにタイプ別に分類してくれています。
第1章 品詞問題
第2章 動詞問題
第3章 前置詞 or 接続詞問題
第4章 代名詞問題
第5章 前置詞問題
第6章 関係詞問題
第7章 ペア表現・語数・数・比較問題新TOEIC TEST 文法問題でる1000問より引用
全てのタイプ別に関する
- 解き方の詳しい解説
- トレーニング問題
があります。
part5は解き方を学ぶことが非常に大切です。
なぜなら、解き方がわかっていれば
最小時間で問題を解くことができます。
この最小時間で問題を解くことで、
正答率を上げ、時間を節約できます。
よって、本書の解き方も参考にしてください。
また、トレーニング問題も過剰なくらい問題数があります。さらに、このトレーニング問題で素晴らしいところは、解説が恐ろしいほど丁寧であることです。
問題を解くだけでも効果がないとは言いませんが、問題を解き解説を見て理解を深めることで、得点アップにより効果的です。
間違えた問題は解説を読みまくって、必ず自分のものにしましょう。
圧倒的な問題量
問題量:1000問(丁寧な解説あり)
の問題量があります!
100問ではなく、1000問です!!
しかも
解説付きで!!!
問題と解答だけではなく、
解説ありで1000問の問題を解ける
圧倒的な問題量を解きつつ、間違えた問題は解説を読んで復習。
この勉強サイクルを1000問できる本書は本当に価値があると思います。
さらに、
別冊問題量:1000問(本書の問題をランダムに変えたもの)
本書と同じ問題を、ランダムに順番を変えた別冊子も付録されています。
この別冊のおかげで、答えを覚えれるくらい解いてしまった場合でも、再度復習ができます。
新TOEICテスト 文法問題でる1000問 『デメリット』
- テキストが大きく持ち運びに向かない
- 復習をしっかりしないと問題を解いただけになってしまう
良本でも当然デメリットはあります。
これらをデメリットを把握したうえで
本書を使うか使わないかを参考にしてください。
テキストが大きく持ち運びに向かない
本書のテキストは
片手で開きながら勉強できる
ようなサイズではありません。
テキストの大きさ=勉強のハードルの高さ
だと思いますので、
いつでもどこでも勉強できるわけではない
のが本書のデメリットです。
しかし、本書である程度学習を終え、
別冊(本書の問題をランダムに変えたもの)で学習をされる段階の場合、別冊はかなり薄いので、サイズ感は小さくなります。
復習をしっかりしないと問題を解いただけになってしまう
問題量が多すぎて本書の内容を理解せず、
ただ問題を解いただけになっては
part5の得点アップにはつながりにくいです。
問題量が多すぎる=復習が追い付かない
となっては本末転倒です。
くれぐれも、問題を解いただけという状態になるのは避けましょう。
復習に関しては、素晴らしいツールがあります。科学的に復習の効果を高めてくれるアプリがあります。勉強の効率が間違いなく上がる方法6つ紹介!!で詳しく紹介していますので参考にしてください。
part5を攻略する入門の教材としてオススメ!
- 解き方の詳しい解説
- 圧倒的な問題量
この2点のメリットでも本書は十分に価値があります。
場所に関する制約が多少ありますが、
part5を攻略するためには、この本からのスタートをおすすめします。
1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急
この本は、
『TOEICテスト文法問題でる1000問』の総復習
という目的で使用すると非常に効果的でした。
個人的には、この本で紹介されている解き方が
試験の時短に一番効果的だと思いました。
時間的に余裕があれば、本書にも取り組みましょう。
1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急 『メリット』
- 実践に一番近い回答までの導き方法を解説で教えてくれる。
- 1問1問解く時間の目標タイムが設定されている。
- テキストがコンパクト
part5において
解き方 は非常に重要です。
『新TOEICTEST 文法問題でる1000問』の箇所でも言っていますが、
part5の解き方をしっかり学べば
- 正答率が上がる
- 時間を節約できる
からです。
正解もできて、時間も短縮できるならやらない手はないですよね。
それらの解き方を本書は
- 文脈先行型
- 構文先行型
の2つの型として紹介してくれています。
- 文脈先行型➡20秒
- 構文先行型➡10秒
文脈先行型➡文章全体の意味を把握して上で回答する。
構文先行型➡選択肢と問題文中を見るだけで回答できる
とくに構文先行型の考え方は、間違いなく習得するべきです。
本書で学べば、皆さんも必ず習得できます。
本書でpart5の解き方をマスターしましょう!
1問1問解答目標タイムが設定されている。
各問に解答目標タイムがあります。
設定された解答目標タイムを目指して
毎問解いてください。
- 自分が苦手とする問題を正確に解き終わるには何秒必要なのか。
- 自分が得意なパターンの問題の場合、何秒あれば解けるのか。
これらを把握することで、本番のタイムマネジメントが狂う可能性が低くなります。
テキストがコンパクト
テキストの大きさは、
片手で勉強できるコンパクトサイズです。
本書であれば、移動中、電車乗車中など
いつでも勉強ができます。
1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急 『デメリット』
- 特になし
この本のデメリットを探しましたが、
特に見当たりませんでした。
基本的な文法知識があればまずはこの参考書!
- 実践に一番近い回答までの導き方法を解説で教えてくれる。
- 1問1問解く時間の目標タイムが設定されている。
- テキストがコンパクト
これらのメリットから
- part5の正答率アップ
- part5の時間節約
を習得してpart5を攻略しましょう!
新TOEICTEST 文法特急2 急所アタック編
本書の特徴は
出題率が高く多くの方が苦手とされている
- 品詞
- 語法
- 前置詞
のカテゴリーを3つを重点強化項目として、
『1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急』
よりも多く盛り込まれています!
『1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急』
はもう完璧にした!
自分の苦手項目を中心に勉強したい!
という方がいればこの参考書をおすすめします。
TOEIC TEST単語特急 新形式対策
本書は
TOEICスコアアップにつながる単語力
を目的とした参考書です。
- part5での単語問題
- TOEICに出てくる英単語全般
これらをpart5の形式(短文と穴埋め)
で学ぶことができます。
TOEIC TEST単語特急 新形式対策 『メリット』
- 1問1問ほぼすべての単語の意味が載っている。
- テキストがコンパクト
- part5の単語問題はこの1冊で攻略できる
1問1問ほぼすべての単語の意味が載っている
10~20個の単語で構成される英文による問題の
ほぼ全ての単語の意味が同じページに載っている
よって、この本で学習をする際には、
辞書を引いたり単語を調べる必要がありません。
学習する際のストレス軽減と時間節約ができます。
辞書を引く必要がないのは大きなメリットですよね!
辞書で引く回数が多いとかなり大変ですからね。笑
テキストがコンパクト
- 『1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急』
- 『新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック』
と同じサイズで
テキストはコンパクトサイズです。
移動中にいつでも勉強ができます。
part5の単語問題はこの1冊で攻略できる
part5での語彙問題 の出題割合は5割。
よって、語彙問題の対策も必須です。
本書に取り組むことで
- part5形式の語彙問題に慣れる
- 『どのように答えまで導けばいいのか』教えてくれる解説なので、part5の語彙問題の正答率アップにつながる。
よって、本書で学ぶことでpart5の語彙問題の
正答率は上がると思います。
TOEIC TEST単語特急 新形式対策 『デメリット』
- 1問1問に関する関連語の掲載が多い
1問1問、出題された単語に関する関連語がかなり細かく書いています。
もちろん、それらを全て網羅できるのであれば良いですが、時間と記憶量的にも皆ができるわけで張りません。
若干情報過多な感じがします。
私が実践した本書の活用法は
- 問題として出題された単語・問題の文章の単語は漏らさず覚える
- 関連語は自分の覚えたい単語のみ覚える
と決めて、吸収したい焦点を絞りました。
これで情報過多の問題を解決しました。
part5を攻略するために語彙問題の対策も万全にしよう!
勉強スケジュールに余裕がある場合は、
本書で単語の強化を図りましょう。
語彙に関しては新TOEIC TEST出る単特急 金のフレーズの1冊もマスターしましょう。この金のフレーズについてはTOEIC単語帳の中で800点に必要な単語帳はこれだ!に詳しく書いています。
TOEIC part5 私が考える重要なこと&時間配分
私が考えるpart5で一番重要なことは
確実に正答すること
です。
part5の解答時間に関して、参考書や他のブログは
- part5は時間をかけない
- 20分で解け!
上記をよく目にします。
しかし、私の場合はpart5,6の解答時間を
25分に設定していました。
理由は、
part7の1問 と part5の1問の価値は同じ。
と考えていたからです。
時間にとらわれすぎて、間違う可能性が高くなることよりも、時間を要しても正答率をあげるほうが点数アップできる可能性が高いと感じていました。
『私は200問全て解かなくても800点を超えることができる』
と考えていたので、191問目~200問目は捨てました。
191問目~200問目を捨てることによって得た時間を、1問1問確実に正答する時間に変換しました。
よって、part5,6の解答時間を25分に設定しました。
TOEIC800点を取ることが目標なら、全て解くのはあきらめる代わりに1問1問確実に正解しよう。
というスタンスでした。
TOEICの時間配分に関しては、
考え方がいくつかありますが、
今回は私が実践した方法を紹介しました。
私の方法が全てではありませんので
あくまで1例として参考にしてください。
part5の正答率を上げる方法
- 解答テクニックをマスターする
- わからない問題は考えずすぐに飛ばす
- 時間設定は参考書に書いてある時間ではなく自分に合った時間設定にする
何度も言っていますが、解答テクニックをマスターすることで、正答率アップと時間節約につながります。
本番試験中わからない問題は必ず出ます。多少時間をかけてもわからない場合、その問題は捨てましょう。その分他の問題に時間をかけて正答率を上げましょう。
part5,6の一般的な時間設定の長さは、20分とされていますが、必ずしも20分である必要ありません。20分という時間は、あくまでリーディング問題全問解答するための時間設定です。
自分の目標スコアや制限時間で解答できる問題数等を考慮して、自分なりの時間設定を心がけてください。
まとめ
いかがでしたか?
TOEIC part5を攻略する参考書と得点が上がる考え方!
については以上です。
TOEIC part5攻略に向けて使用した参考書
リーディング
part5攻略テキスト
- 新TOEICテスト文法問題でる1000問
- 1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急
- 新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック
- TOEIC TEST単語特急 新形式対策
TOEICpart5の正答率を上げる方法
- 解答テクニックをマスターする
- わからない問題は考えずすぐに飛ばす
- 時間設定は参考書に書いてある時間ではなく自分に合った時間設定にする
TOEIC part5 私が考える重要なこと&時間配分
自分なりのタイムスケジュールを作ろう。
これからTOEICに向けて勉強を頑張る人たちの中で、一人でも多くの方に役に立てば幸いです!
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